午後の授業の前に,10分間の,静まり返る時間と空間が生まれます。この10分の仮眠が,授業や部活動のパフォーマンスを向上させています。
中学と異なり,登下校の時間や距離も増え,勉強や部活動と,日々慌ただしい高校生。世界トップレベルの専門家の知見と助言をもとに,昼休みの後に10分間,「ウトウトタイム」と称した午睡の時間を設けています。
OECD加盟国で睡眠時間が世界で最も短く,国内総生産(GDP)・労働時間が低いとされる日本。睡眠時間が短い高校生の勉強・部活動のパフォーマンスを向上させる取組として,平成26年度から国際統合睡眠医科学研究機構など様々な研究機関・大学と連携して実践しています。
メディア紹介
- NHK いばログ"睡眠"研究の最前線に潜入!(2022.12.23 NHK)
- 「最先端の睡眠研究 学ぶ 筑波大の機構 熊本の高校生訪問」(2022.12.15 読売新聞茨城版朝刊)
- NHK「COOL JAPAN〜発掘!かっこいいニッポン〜」『睡眠〜Sleep〜』で宇土高校の取組が紹介されました。(2021.10.3 NHK)
- コーヒー飲むと睡眠浅い? 宇土高生が研究 学会で最優秀賞 (2021.8.6 熊本日日新聞朝刊)
- 宇土中・高「ウトウトタイム」導入5年 食後に昼寝 集中力アップ(2021.1.4 熊本日日新聞朝刊)
- 眠りの「?」高校生興味津々 新薬開発ラボや実験施設を案内(2019.2.5 朝日新聞朝刊)
- ウトウトタイム導入 高校生の昼寝の効果は(2015.5.6 RKKテレビ夕方いちばんNEWS)
- ウトウト効果あり 宇土中・高の昼食後の昼寝 (2015.2.1 熊本日日新聞朝刊)
生徒による睡眠研究(課題研究の取組)
- 午睡“ウトウトタイム”が及ぼすストレスマーカーを用いたストレス変化の関係性
- カフェインが及ぼす睡眠への影響
- 午睡“ウトウトタイム”が及ぼす味覚変化の検証
- 午睡環境とストレスの関係性
- 午睡"ウトウトタイム"をとることで作業効率が向上する
- 昼寝“ウトウトタイム”をすることでジャグリングの回数が増える
- アクチグラフを用いたウトウトタイムの効果分析
- ウトウトタイムの睡眠型別における効果の違い