2024年3月に本校を卒業した森さんからメールが届きました。森さんはワーキングホリデー制度を活用して、現在オーストラリアで暮らされています。ワーキングホリデーとは、若者が一定期間、外国で働きながら観光や旅行を楽しむことができる制度です。森さんは、日本食屋さんで働きながら、語学学校に通っておられます。
森さんは、「挫折があることでより自分の物語が濃くなる」「当たり前だった日常が価値あるものだなと感じ、時間を大切にしようと思えました。」などと語っています。詳しくは通信をご覧ください。
11月19日(火)に文部科学省トビタテ!留学JAPANエグゼクティブアドバイザー、さとのば大学副学長の船橋力氏をお迎えし、グローバル講演会を実施しました。船橋氏の「大人を信用するな(自分で考えろ)」「変化を楽しむ」「失敗おめでとう」というメッセージに多くの中高生が励まされたようです。ある生徒は、「人生を新しい旅と思うことで、変化を楽しみ、変化に柔軟であれるような人になりたいです。」(高1)と感想に記しています。今回の通信に生徒の感想の一部を掲載していますので、ぜひ、ご覧ください。
宇土中高は探究の学びの一環として、トビタテ!留学JAPAN(返済不要の留学奨学金制度)を推奨しています。
11月23日(祝・土),神奈川大学みなとみらいキャンパス(横浜市)で行われた第11回宇宙エレベーターロボット競技会全国大会に科学部ロボット班4名が出場しました。宇土高チームは昨年に続き2年連続の出場です。昨年とは機構やルールが大幅に変わった中、各エリア大会を勝ち上がった29チーム(ロボット教室で学ぶ中学生や工業高校生,普通科高校生など約94名)が一堂に会し、全国大会にふさわしいハイレベルな戦いとなりました。
本校は第6レースで登場し,第一走ではプログラミングしたロボットが上昇途中で止まってしまうというアクシデントが起きてしまい、最下位から2番目の28位という最悪の展開となってしまいました。極度の緊張の中迎えた第ニ走目では、3500点越えの得点をたたき出し、九州オープン1位通過の意地を見せることができました。最終的に11位という結果を残すことができ、昨年のベスト16を上回ることもできました。日頃の探究活動で培ってきた精神で、失敗をすぐに修正し、持てる力を最大限に発揮することができ、また一つ大きく成長することができました。
全国大会仕様のステーションを校内にセットしていただいた事務長先生をはじめ、九州オープン大会から応援してくださった校長先生、先生方,保護者のみなさまにお礼を申し上げます。また、昨年出場したOBの林くん(横浜国立大生)が空港までの送迎や横浜市内の複雑な鉄道案内など常にナビゲートしてくれたおかげで、安心して大会に臨むことができ、5名で勝ち取った勝利となりました。
※これまでの宇宙エレベーターロボット競技会についてのブログはこちらから。
※プログラミングとモノづくりの楽しさを体験できる小中学生向けの宇宙エレベーターロボット体験講座(無料)を12月末か1月ごろに予定しております。後日,HPで案内させていただきます。また,来年の九州オープンも本校で開催する予定です(9月末~10月中旬頃)。